きりすさい ta mani nee日記

日々のことや乳がん治療のことなど

そばがき屋 ぐーちょきぱー に行った

  • 長年の片想いの相手と対面、みたいな気分だった。

大阪メトロのフリーペーパー、今里ライナー特集号に掲載されてたのは、2020年だったかな。そばがき、をメインに日本酒も揃ってるお店。私は、こだわりの蕎麦屋さん風のお店で、上品な量の、大変美味しいお蕎麦をいただくのは、あまり居心地が良くない。美味しいんだけれど。箸の使い方にも気をつかう。そこへいくと、この、ぐーちょきぱーは、背筋のばさずに食べても許されそうな内装に見える。行きたい。東部市場前駅。普段は寄らないエリア。行きたい。店主の女性があたたかく迎えてくれるらしい。期待値上がる。

 でもコロナがやってきて、同店は長い休業に入った。小さいお子さんがいるのだろうか。たまにInstagramで確認してもずっと休みだった。再開されたのは今年からか。週に3日、木金土、それもお昼の時間帯のみ営業。先週やっと行けた。一杯の日本酒を頼もうとすると、カウンターの席に来ますか?、と言ってくれて、3種類ほど試飲。ああ、この人に会いたくて来るお客さんもいるだろう、と思う。

そばがきはね、挽きかたを5段階から選べる。この日は粗挽きと細かく挽いたもの、との2種、其々のそば粉を練ったのと揚げたのがあって、計4種のそばがきが出された。

粗挽きはそばの粒が残ってて香ばしい。塩、わさび、出汁つゆ、ねぎ醤油…好みの味つけで。塩&わさびも乙だし、鴨汁につけても良い。出来上がりは柔らかいが時間が経つと固さが変化する。面白い食べ物だな。

こりゃ、遠方からでも行くでしょう。大正区にあったそば屋さん、凡愚と縁があるそうな。